会社設立の経理

創立費は繰り延べ資産でもありますので、税法上任意償却が可能となっています。ですから、会社の判断でいつでもそれを処理することが可能になります。

任意償却の場合には、償却額の最低金額も最高金額も設定されている訳ではありませんので、会社が黒字となった時にいつでもそれをすべて処分することが可能です。また、任意償却のタイミングは決められてはいませんので、経営者の方でそのタイミングを決めることも可能です。いかに節税をすることができるかが、経営者の才覚であるともいえます。

人会社が赤字の時には税金を支払う必要がありませんので、任意償却をしても意味がありませんが、黒字の際には任意償却を行うことによって、支払うべき税金を減らすことが可能になります。まちがっても赤字のタイミングで任意償却をするようなことは避けなくてはなりません

創立費の処理を賢く行えば、会社の経営を円滑にすることは可能になりますので、創立費の概念は十分に理解しておくことが肝要です。また、どこまでが創立費に含まれるのかについては、会社の設立の前からしっかりと理解しておいて、きちんと領収書を保管しておくようにすることも必要です。領収書を提示することができない場合には、創立費の計上をすることが非常に難しくなってしまいますので注意しましょう。

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